外部寄生虫症(ノミ皮膚炎)
症状と原因 | 寄生虫には体の外部に寄生する「外部寄生虫」と、内部に寄生する「内部寄生虫」とにわけられます。ノミ皮膚炎は、外部寄生虫にあたり、ノミの唾液に反応して起こるアレルギー性の皮膚炎のことです。おもに、お尻からしっぽの付け根にかけての部分にみられ、1~2ミリ程度の褐色の虫がみられたり、糞が体中に確認できるなどなどで判定します。かゆみのため、患部をしきりにかいたりなめたりし、かゆみが激しいときには皮膚をかきむしって、出血が見られることもあります。 |
治療・予防方法 | 合成副腎皮質ホルモン剤や抗アレルギー剤などを投与して、アレルギー反応を軽減する治療します。かゆみのひどい場合は、かゆみを抑える抗掻痒薬を投与し、ノミの予防・駆除薬で成ノミ退治を行います。 室内のカーペット、布団、畳といったノミが潜みそうな場所は、こまめに清掃し清潔に保つようにし予防しましょう。 |