肥大型心筋症
| 症状と原因 | 心臓の筋肉が厚くなり、異常が生じて、心臓の働きが弱くなる病気です。初期には症状があまりみられませんが、進行すると、元気がなくなったり、食欲がなくなったり、ぐったりとうずくまることなど体力が低下していきます。レントゲンや超音波エコー検査で肥厚した心臓を確認します。心筋症では、心臓内に血栓（血の固まり）ができやすくなり、できた血栓が心臓から動脈に流れ血流を妨げてしまい、血栓をつくってしまい、この血栓ができると、かなりの痛さを感じ、死に至る場合もあります。 |
| 治療・予防方法 | 心臓薬、抗血栓薬で治療します。心筋症自体を根本的に治す方法はありませんので、定期健診などおこない、日ごろの生活で、気になる症状がみられたら動物病院にいくのがいいでしょう。また、ストレスを排除し、なるべく猫の心臓に負担のかからないライフスタイルを続けることも重要です。 |
