ターキッシュバンの歴史
ターキッシュバンは、トルコの山岳地帯に古くから生息していた猫です。特徴的なのは、この猫には珍しく泳ぎが得意とされることで、別名「スイミングキャット」とも呼ばれます。1955年、トルコ南東部にあるバン湖で、「泳いでいる」この猫をイギリス人ブリーダーが発見しました。頭と尾だけに色がついた容姿と、水遊びするという猫に興味を持ったイギリス人は、そのうちの2匹をイギリスへ連れて帰り、1969年イギリスで公認され、その後1982年からはアメリカでも繁殖が行われ、1995年CFAで公認されました。
原産地 | トルコ(自然発生) |
特徴 | ボディは大型で全体的に筋肉質でよく締まった体をしています。目は大きな楕円形で愛らしく、しっぽは長くふさふさとした毛に覆われています。ターキッシュバンの特徴は、バン・カラーと呼ばれる、頭部と尻尾以外は白という模様です。
毛は、長いシングルコートで、冬にはふさふさですが夏にはかなり短くなり、季節によって被毛の長さが変化します。別名「スイミングキャット」と呼ばれていたこともあり、水をよく弾く被毛です。 性格は、飼い主に従順です。好奇心旺盛ですが若干神経質な部分もあり、せまい場所を嫌います。自由気ままを好み、束縛を嫌います。 |
体重 | 4kg~6.5kg |
毛種 | 長毛種 |