ノルウェージャンフォレストキャットの歴史
ノルウェーでは「森の妖精」とい名前のとうり、古くからノルウェーの森林地帯に生息していた猫です。ノルウェージャンフォレストキャットの起源は、はっきりしていませんが、8~10世紀頃、バイキングによってトルコの長毛猫が北欧に持ち込まれたのが始まりといわれています。優れた運動・狩猟能力をもっており、ネズミ捕り用の猫として大切にされてきました。北欧神話には、この猫をモデルにしたと思われる記述があります。寒さの厳しいノルウェーで育ったため、寒さに強い猫として有名です。1930年代、キャットショーに登場し、第二次世界大戦により、数が減り、絶滅の危機にさらされましたが、ノルウェーのブリーダーたちにより、頭数を増やし、1979年にアメリカへペアで送られたことによって世界中に広まることとなりました。1993年CFAに公認されます。
原産地 | ノルウェー(自然発生) |
特徴 | ボディは大きく、筋肉質。全体的に骨格は強固です。長い尾は首まで届き、大きなアーモンド形の目は、つり上がり気味です。ノルウェージャンフォレストキャットの特徴は、そのゴージャスな被毛です。尾は、体長ほど長く、とても太いです。
毛は、ツヤツヤの光沢を持つオーバーと、ウールのように暖かく優しい手触りのアンダーのダブルコートで覆われています。北欧の自然の寒さに負けないように水をはじく厚手の保護毛も発達しています。とくに首に、よだれかけのような長い被毛が生えています。 性格はおとなしく、愛情深く、寂しがり屋で、賢いネコです。「伴侶」としても最高の関係を築けるでしょう。 |
体重 | 3.5kg~6.5kg |
毛種 | 長毛種 |