アビシニアン

ic-abyssinian

写真:Martin Bahmann

アビシニアンの歴史

古代エジプト時代には、猫は女神バステトの化身としてあがめられていました。当時の壁画などには、アビシニアンによく似た猫の姿が描いてあります。1868年、アビシニア(現・エチオピア)戦争後の帰還兵がイギリスに持ち帰ったネコの「ズーラ」が現在のアビシニアンのはじまりと言われています。ラビット・キャトや、ブリティッシュ・ショートヘアを含む様々な交配により、外見・色などに改良が加えられ、1800年代後半には、アビシニアンの基礎となる猫が誕生します。
1871 年、イギリスで行われたキャットショーに初めて登場し、1882年に正式に公認されました。その後戦争による絶滅危機に瀕しながら、ブリーダーの懸命な努 力の甲斐もあってこの危機を脱出し、1964年には日本で最初のアビシニアンが登録されました。

原産地 イギリス(自然発生)
特徴 体は筋肉質で引き締まり、しなやかな曲線を描きます。眼はアーモンド型で大きく輝いています。また、頭部は平らな面がない丸みを帯びたくさび型で、横から見ると鼻筋はゆるやかなカーブを描きます。毛は肌ざわりがとてもよく、やわらかくシルクのような感覚です。性格は、高貴な雰囲気を感じさる外見ですが、実はとても甘えん坊です。
体重 3kg~5kg
毛種 短毛種
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