呼吸器/内分泌の病気
糖尿病
症状と原因 糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンが不足するか、その作用を阻害されることで、細胞に必要不可欠なエネルギー源である糖分(ブドウ糖)を細胞内に取り込めなくなり、全身に様々な影響が出る病気です。症状は、食欲が増え、たくさん食べるにもかかわらず体重が増えない、水をたくさん飲み、おしっこの量がかなり増える、といった症状から、食べてもやせてしきたりするので、感染症にかかりやすくなります。
食欲が低下すると、脂肪の異常代謝によるケトアシドーシスという状態になり、意識障害や昏睡状態になり、死にいたることもあります。
治療・予防方法 毎日のインスリン注射、食事療法などの治療をおこないます。、原因となっている病気や肥満、ストレスなどの改善によっては、インスリン注射が必要ではなくなる場合もあります。糖尿病は、必要なインスリンの量が変わってくることがあるため、定期的な検査が必要になります。長期の治療が必要な病気のため、獣医師のとよく相談しながら食事量や運動量、検査時期などを決めていくようにしましょう。
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