泌尿器科の病気
尿石症
症状と原因 腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結晶や結石ができる病気です。尿石は、膀胱や尿道のやわらかい粘膜を傷つけてしまうため、血尿や、頻尿をおこし、尿道に詰まったりします。2日以上オシッコがまったく出なければ尿毒症になって、命に関わる危険な状態を引き起こしますので、早めに病院へきましょう。
日本の猫に多い結石の種類は、オシッコがアルカリ性に傾くことでできる「ストルバイト」と、酸性に傾くとできる「シュウ酸カルシウム」の2つです。尿のphのバランスが崩れると、結石ができやすくなります。ドライフードを好んで食べる、水をあまり飲まないなどの、ネコに多くみられ、室内飼いで運動不足のネコも多いです。また、オスは尿道がせまいので、結石が尿道に詰まって重症になりやすいです。
治療・予防方法 膀胱炎は、抗生剤や、炎症剤で治療します。大きな石がある場合は、手術で取り除くこともあります。食事内容も関わっているので、ミネラルバランスがよい食事を与えるようにしましょう。水を上手にたくさん飲ませる工夫をすることも大切です。
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  1. 2015/7/9

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