猫伝染性腹膜炎

感染症
猫伝染性腹膜炎
症状と原因 猫コロナウイルスの感染が原因で発症します。感染した猫の唾液や鼻水、便や尿などから感染します。発症すると、腹水や胸水がたまり、腹膜炎や腸炎を起こすウェットタイプと、神経や、眼に症状のでるドライタイプがあります。発症すると、中枢神経系(脳・脊髄)に炎症が起こり、麻痺や痙攣などの神経症状が現れたり、眼は、ぶどう膜炎や脈絡網膜炎などを起こし、失明する場合があります。どちらのタイプとも、発熱などを繰り返し、食欲低下や、下痢、脱水などで、少しずつ体が衰弱していってしまいます。感染していても発症しないこともありますが、発症すると完治が難しく、命にかかわる危険な病気です。
治療・予防方法 治療方法がいまのところなく、現れた症状が悪化しないようにする対症療法がメインとなります。免疫力を高めるためのネコインターフェロンの投与などをおこないます。予防としては、できるだけ生活環境を快適にしてストレスを減らし、普段の健康管理に気をつけることが大切です。
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  1. 2015/7/9

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