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リンパ腫
- 2015/8/24
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リンパ腫
症状と原因 | 猫の悪性リンパ腫とは、全身のいたるところに存在しているリンパ組織がガン化した状態を言い、リンパ肉腫とも呼ばれます。猫のリンパ腫の原因の多くは、猫白血病ウイルス(FeLV)の感染といわれています。 発生場所によって、・多中心型(体表面のリンパ節が腫れるタイプの悪性リンパ腫)通常、コリコリと触れるほどリンパ節が大きく腫れあがりますが、痛みはありません。・消化器型(おなかや腸内のリンパ節(パイエル板)がガン化したタイプ)下痢、嘔吐、食欲不振などの症状が見られます。・縦隔型(縦隔と呼ばれる左右の肺と胸椎、胸骨に囲まれた空間に発生したリンパ腫)咳や呼吸困難などの症状が見られます。・節外型(上記3タイプを除いた全てのリンパ腫を指す広い概念)神経系では末梢神経よりも中枢神経に多く、脳に発生した場合は発作や麻痺、脊髄に発生した場合は下半身不随などを引き起こします。) 節外型リンパ肉腫のうち、皮膚に病変を生じるものを「皮膚型リンパ肉腫」、呼びます。 |
治療・予防方法 | 放射線治療や、抗がん剤を用いた化学療法が行われます。原因といわれている猫白血病ウイルス感染症を防ぐために、ワクチンの接種をおこなうことで予防にもつながります。 |