写真: Heikki Siltala
セルカークレックスの歴史
アメリカ・モンタナ州の保護施設で、一匹の巻き毛の子猫が生まれました。この子猫は、ジェリ・ニューマンというペルシャのブリーダーに引き取られ、ペルシャと交配させたところ、翌年黒いペルシャのオスとの間に子猫を生みましたが、6匹生まれた子猫の内、半分の3匹もまた巻き毛で生まれたといいます。その後はブリーダーたちの手によってペルシャ、ヒマラヤン、エキゾチックショートヘア、ブリティッシュショートヘアなどの血が混じり、今のセルカークレックスが作られました。
名前は、シェルター近くにあるセルカーク山脈にちなんで名付けられています。TICAでは1992年、CFAでは2000年に認定された新しい品種です。
原産地 | アメリカ(突然変異的発生) |
特徴 | ボディは中型~大型のがっしりした筋肉質の体つきをしています。大きくて丸い目は、ややつり上がっています。丸い頭部にとがった耳がついています。セルカークレックスの特徴は、巻き毛の被毛です。この巻き毛は優性遺伝で、特に首まわり、しっぽなどに顕著に現れます。
毛は、特徴である巻き毛は、ビロードのようで厚く、短毛種の割りにボリュームたっぷり。この巻き毛は優性遺伝で、特に首まわり、尻尾などに顕著に現れます。生まれた時には既に巻き毛の状態ですが、6ヶ月頃一度抜け落ち、その後8~10ヶ月でこの厚いビロードのような毛が生え揃います。長毛と短毛がいます。 性格は、おだやかで、とっても人懐っこく、甘えん坊です。飼い主のことをとても大好きになります。 |
体重 | 3kg~6.5kg |
毛種 | 短毛種・長毛種 |