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マンクス
- 2015/8/7
- マ・ヤ・ラ・ワ行の猫, 猫種図鑑
マンクスの歴史
アイリッシュ海に浮かぶマン島がマンクスの故郷です。孤島という他種との交わりが少ない環境だった為、近親交換が行われた結果、しっぽの無い突然変異種が生まれたのではないかと考えられています。しっぽがなくて丸い尻、前肢より後肢が、大きく発達してピョンピョンとはねるように歩く姿は、「うさぎのよう」といわれることもありました。昔話的な逸話としては、「ノアの箱舟」の話が有名です。ノアの箱舟の乗員が、急いで舟のドアを閉めようとしたところ、駆け込んできた猫のしっぽをはさんでしまい、それ以来マンクスのしっぽが短くなった、という話です。1800年代の終わりに、イギリスのキャットショーに登場するようになり、その後アメリカに渡り、1920年代にはCFAで公認されました。
原産地 | イギリス(自然発生) |
特徴 | ボディは中型でがっしりした体型。全体的に丸みのあるからだです。丸くて大きな目に、表情がとても豊かです。がっしりとした筋肉質な脚は、後肢よりも前肢の方が長く、跳ねるように歩く様は「ラビットキャット」とも言われています。マンクスの特徴はそのしっぽです。しっぽを支える「尾椎」(びつい)と呼ばれる骨の突然変異であるため、正確には脊柱の突然変異種として扱われます。尾は長さによって大き3つに分けられ、ランピー・キムリックは全く尾がなく、スタンピーはごくわずかに尾椎が残り、ロンギーはやや短めの尾をもちます。
毛は、ダブルコートで短い被毛が密生して生えています。トップコートは、やや固めですが、光沢あります。 性格は、基本的にはおとなしいネコですが、活発的な面もあります。愛情深く、賢い性格で飼い主には従順です。 |
体重 | 3kg~6kg |
毛種 | 短毛種 |