エキゾチックの歴史
エキゾチックは、ペルシャ猫が短毛になった猫です。1960年代、ペルシャの特徴を受け継ぎながらも手間のかからない短毛種がほしいというブリーダーの願いから、バーミーズなど交配しましたが、ペルシャの特徴でもある体型が崩れ、愛猫家から非難の声が上がりました。そこでアメリカンショートヘアと交配してみたところ、体型も元に戻り、ペルシャの 特徴はそのままの短毛種が誕生しました。1980年代に入り品種として確立され、1966年にはCFAが、「エキゾチックショートヘア」と公認。1987年「エキゾチック」と改められました。
原産地 | アメリカ(人為的発生) |
特徴 | 全身がどっしりとしており、筋肉質な中型の体をしています。四肢は短めで、頭部は幅広で丸く、耳は小さく先方に傾いています。まん丸の目は少し離れ気味についており、つぶれたように上を向いた鼻が特徴です。毛が短い点以外はペルシャそっくりです。毛は、短毛種の中では少し長めの被毛をもち、密生しているその手触りはとってもやわらかくふかふかとした手触り。ペルシャの毛が短くなったということで、「パジャマ姿のペルシャ」とも呼ばれています。性格は、優しく物静かな性格で、愛情深く、甘えん坊なところもあります。 |
体重 | 3kg~5.5kg |
毛種 | 短毛種・長毛種 |